メニュー

ブログ

BLOG
参加型オンライン絵本コンサートご視聴ありがとうございました。
2020/05/07

こんにちは!

アルティキッズのHIDERUです。

先日5/3、オンラインで絵本コンサートを開催しました。

オンラインでの絵本コンサートって、もしかしたら世界初の試みかも(?)

外に出られない子どもたちに、どうしても今届けたいと思って、

同じく今大変な思いをしているライブハウスさん、ミュージシャンとの共催でお送りしました。

オンライン絵本コンサートって何?っていう人にお送りします。

アルティキッズの絵本コンサートって?

5/3オンライン絵本コンサート

子どもたちにも本物の芸術に触れて欲しい、というポリシーで続けている

プロの生演奏、朗読、映像で贈るコンサートです。

2011の震災後にチャリティコンサートとして現代音楽の演奏家と始めました。

それ以降、毎回お話に合わせて様々なジャンルのミュージシャンをお呼びして、

HIDERUの絵と映像、演出でお送りしています。

時にはパフォーマーやダンサーも加わり、アートのワークショップもあってお客さんもストーリーに参加できる、体感型の絵本コンサートです。

オンライン絵本コンサートって?

オンライン絵本コンサート
北参道ライブハウスGRAPESさんにて配信

画面越しに絵と朗読、演奏がリアルタイムで配信される絵本コンサートです。

今回のお話の内容は、2/9に中目黒のカフェで公演した「ハグタイム」というお話で、

世界中の友達とハグをすれば、この世界が愛と平和に包まれると思って旅に出る猫のお話

だったのですが、まさかこんなハグすることができない状況になるとは思ってもいませんでした。

外出自粛要請があり、学校や幼稚園にもいけなくなってしまった子どもたちに今、この絵本コンサートを届けたいと思いました。

いつも共演してくれている素晴らしい歌と朗読の大塚茉莉子さん、ピアノの鈴木史門さんに相談すると快諾してくれました。

そして会場は、史門さんにオンライン配信に力を入れて機材が充実している北参道にある素敵なライブハウスGRAPESさんを協力が得られることになり、開催することができました。

心の中でハグしてみんな繋がろうという僕たちからのメッセージでした。

大塚茉莉子 黒猫のタンゴ

 

オンライン絵本コンサートの良さとデメリット

オンライン絵本コンサート

オンラインだと、オフラインでのコンサートのようなお客さんとの一体感や臨場感は出すことができません。

その代わり、高画質で絵をお見せすることができる利点があります。

そして、オフラインの会場のように、映像やステージが見づらいといったことはなく、全ての方がS席で高画質で見ることができるのがとても良いところですね。

そして私HIDERUが演出するアルティキッズの絵本コンサートは、いつもアートのワークショップをすることでお話の中に入ることができたり、ダンサーやパフォーマーによる会場全体を使った演出ができないので、オンラインで画面越しにどうやって視聴者に参加してもらうか悩みました。

そこで今回思いついたのが、事前に動物や家族の絵を送ってもらって、お話に登場してもらうことでした。

家の画面で見ていて、自分の絵が登場したことにとても喜んでもらえました。

そして、今回のオンライン絵本コンサートの場合は、普段はプロジェクターで出力して見せる絵を、直接PCから配信することができたので、僕のオリジナルの絵の画質でご家庭にお送りすることができたので、絵が繊細で色がとても綺麗だったと感想をいただくことができました。

そしてリアルタイムでチャット機能で視聴者からのコメントをいただけるので、公演中に感想をいただけて返信することもできました。

オンライン絵本コンサートにたくさん感想頂きました!

オンライン絵本コンサート

生配信中はチャットによるコメントで、終わってからは直接たくさんの感想をいただいたり、ブログに書いてくださる方もいらっしゃいました。

こちらブログに素敵な感想いだだきましたのでご紹介させてください。

HIDERUさんの絵本コンサートは子供はもちろん、大人も楽しめる。

楽曲、朗読、映像、各々の分野で活躍されるアーティストの皆さんの本物の「作品」。小さいから、子供だから…。まだ早いんじゃない?そんなことない。小さい頃から本物に触れさせてあげたい。続きはこちら

オンライン絵本コンサートの配信方法

オンライン絵本コンサート
北参道ライブハウスGRAPESさんにて配信

音だけでなく絵がとても重要なこの公演をオンラインで再現できるのかという心配があったのですが、機材トラブルがありながら試行錯誤の末、無事お届けすることができました。

今回、どのように絵と演奏を画面を分割や切り替えて配信すれば良いか、悩みましたが、

当初は会場にプロジェクターで映すと同時に、パソコンから直接分配して配信する予定でした。

そこでHDMIの分配器を用意したのですがうまくいかず(どうやら機種との相性があるようです)、PCから直接出力し演奏者のカメラ映像とミックスする形にしましたが、結果的にうまくいき、普段より高画質でお送りすることができました。

会場のGRAPESさんの配信機材とオペレーターさんのおかげで、絵と演奏中のカメラ映像をうまく画面に切り替えながらお届けすることができました。

本当にありがとうございます。

これからのオンラインでの絵本コンサートについて

これから多くのミュージシャンや多くの業種がオンラインに力を入れていくことになると思いますが、

オフラインの再現ではなく、オンラインは全く別のものとして考えて、オンラインならではの魅力を盛り込むことが必要だなと感じました。

オンラインでしかできないこともあると思います。これからどんどん開拓していく余地がありますね。

ミュージシャン側の一方通行の配信ではなく、画面越しにいかに参加してもらうか、そこが最大の課題になるのではないでしょうか?

この時期、新しいチャレンジがたくさん生まれ、コロナ終息後は全く新しい業種や新しい表現、新しいジャンルが生まれていると思います。

まさに時代の変わり目ですね。

歴史的にも、名画も激動の時代にたくさん生まれています。

本当に大変な時期ではありますが、この状況は必ず終息します。

希望を持って新しいチャレンジをしていけいばきっと大丈夫です。

絵本コンサートで子どもの頃から本物の芸術を

最後に、小さい頃から本物を与えるべきという参考までに、

こちら、J. Alexanderの12歳の時の演奏をご覧ください。

単にピアノのうまい子どもではなく、情感もロジックもちゃんとあります。

早期に必要な情報を与えてあげるべきですよね。

アルティキッズ絵本コンサート お問い合わせ

アルティキッズの絵本コンサートは、コンサート会場の他、幼稚園、保育園、小学校などにも出張して開催しています。

お問い合わせは こちら のフォームよりご連絡ください。

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA